ジニア、ダリア、グラジオラス、バラ 希望の黄色 2018.7月中旬撮影

2018.07.16 Monday

猛烈に暑い日が続きますね。

 

元気なときの夏の日差しはさらにテンションを上げてくれますが、

気分が下がってるときにあまりに暑いと、

なにもやる気がなくなって、鬱になることもあるものです。

 

街で見かける花もぐっと減りました。

 

それでも猛暑に負けず元気に咲く花もどんどん載せたいし、

滞ってる別カテゴリーの記事も載せたいのですが…、

なかなか準備ができないので_

今日は今の気分に合う花写真を数点

「色」でチョイス。

 

なんとなく希望を感じた

黄色の花。

 

この連休中に撮った ジニア、ダリア、グラジオラス、バラ です。

ただ明るく強健というより、人の手が入らないと暑さでしおれてしまいそうな

弱さも含んだ、繊細でやさしい印象のイエロー_

 

 

ジニア(百日草)黄色 淡い黄色のグラデーションがやさしい 希望を感じる花

 

ダリア 淡いレモン色 薄黄色の若い花びら 心の傷を癒すような淡い黄色の花

 

ダリア 淡いレモン色 青味がかった薄黄色 心の傷を癒すような淡い黄色の花

 

グラジオラス 黄色 やさしさを感じる花びら 希望と癒しを感じる黄色の花 公園にて

 

 

バラ 黄色 あたたかさとやさしさを感じる薔薇 希望と美を感じるバラ 公園にて

 

 

「希望の黄色」

 

_回復・復興の願いをこめて。

 

 

そして…、これは蛇足なんですが_この記事を作成してる最中に、たまたま、

ネット上で某写真家A氏の残念な情報を知ってしまいました。

今知ったのがだいぶ遅すぎるようなことなんですが…それも個人的にショックでした。

 

傷ついた花、崩れた花、癒される花…

屈折した欲望(エロス&バイオレンス)と、悲哀・絶望・空虚、そして自由が、

美で統合されたような「街・花・人」の写真が昔好きでした。

そこに投影された表現は芸術であると思いますが、

人に対しては_冷たかったのだな…という悲しさがあります。

 

被写体の持つ真実や内面を尊重し引き出す_というより、

人間の普遍的な「業」を、自身の率直な思いを対象に投影することで、フィクションとして表現していた作家なのだと感じてますが、

私が「アートとしての写真」の存在を知った頃に、インパクトを受けた写真家だったので、

自身の青春期の記憶と共に、時代の移り変わりを強く感じます。

 

 

「傷」を受けた人の心を癒す

_淡い黄_

…という想いもこの色に重ねて。

 

 

 

撮影:2018年7月中旬、同日同じ場所 正午頃、西東京の公園内花広場にて

「ジニア(百日草)」「ダリア」「グラジオラス」「バラ」

(ジニアはいずれあたらめて花紹介します)

グラジオラス〈2〉逆光で白く輝く淡いピンク、黄、赤 2018.6月下旬撮影

2018.07.12 Thursday

西日本豪雨災害のこともずっと気にかかっていますが、

自分の立場で語れることばもなく…です。

ただ_被災地近辺に昔住んでた期間もあったので_

突然日常を奪われた人のことやそのショックを思ったり…はしています。

 

できるだけやさしい印象の綺麗な花をと思って、前回淡い紫のグラジオラスを選択したのですが、

同じ日に別場所で別色のグラジオラスも撮っていたので、

もう一回分、グラジオラスを載せます。

 

時間的には巻き戻して13時ごろです。

 

 

グラジオラス 縁が淡いピンクの白花 逆光で光る花びらが美しい Gladiolus

 

グラジオラス 縦に連なる花を横から撮影 逆光で白く光る淡いピンクのグラジオラス

 

 

少し坂になってる道沿いで、そのグラジオラスを発見。

マンション駐輪場の裏手スペースに花壇があり、

坂道より高い位置で逆光を浴びて咲いているのがフェンス越しに見えました。

 

 

グラジオラス 淡いピンクの白 女性的でふわふわの花びらが美しい Gladiolus

 

 

こういうタテに長い花は、横からの撮影で背景がどうしても写真的には気になるのですが、

実物を見てる人間の眼は対象物に集中できるので、

そのときのグラジオラスは花びらが輝いてとてもきれいに見えました。

逆光の日差しがやわらかい花びらを透過して光っているのです。

 

 

グラジオラス 縁が淡いピンク 美しい白 逆光に照らされる花びら

 

 

黄色がさらに輝いて見えます。

 

 

グラジオラス(Gladiolus)黄色 蕊付近が朱色 逆光で輝く花弁が美しい イエロー

 

 

背景のフェンスが残念なのですが、

肉眼で見てるときは花だけに意識が集中してる瞬間があるので、

そのときはほんとに美しく感じます。

 

フェンスのアミにレンズを突っ込んで撮ってたら、

背後から若い男子2人組の声が聞こえてきました。

 

 

グラジオラス 黄色 蕊まわりが朱色 逆光で輝く花びら 美しいイエローグラジオラス

 

 

「おおーはなメッチャきれいじゃ〜ん、ちょっと俺も撮ろー」

 

というような感じのことをたしか言って、

上の写真の背後辺りのフェンスで、スマホで撮り始めました。

 

高校生ぐらいでしょうか、ちらりと見た感じ、運動着でなにかしら確実にスポーツ活動した帰りに見えます。

髪も短く健康的な体育会系男子という顔つき。

 

意外な人が花に興味を持ち、

あやしいおっさんの近くで同じ花を撮り始めたのが

思いもよらなかった展開。

 

ひとりがそう言ったら、もうひとりは引きそうな気もしますが、

仲良くそろって撮影してる様子。

 

 

グラジオラス 黄 青空を背景に光る花びらが美しい 蕊まわりが朱色のイエローグラジオラス

 

 

いまどき男子はやはりインスタでもやってるのか、

ふつうに花でも映える写真は互いに見せ合っているのか…?

 

 

グラジオラス 縦に連なる花を横から撮影 逆光で輝く黄色グラジオラス

 

 

そう思いつつちらっと男子を見たとき、ちょっと眼が合ったので、こんな声をかけました。

 

「ここ撮っていいよ。きれいだよ」

 

丁度満足するまでこの黄色グラジオラスは撮り終えたところだったので、

そう声をかけて去りました。

 

背後で

 

「うおぉ〜、キレー、すげ〜」

 

みたいな感じの声が。

 

妙にくすぐったいような、ほっこりした気分にさせてもらいました。

 

 

(´v`)

 

グラジオラス 黄色 蕊まわりが朱色 6月のグラジオラス

 

 

グラジオラス(Gladiolus)」

 

アヤメ科 グラジオラス属(トウショウブ属)(球根植物)
和名・別名…トウショウブ(唐菖蒲)、オランダショウブ、オランダアヤメ
英名…Sword lily(剣のユリ)
原産地…熱帯アフリカ
開花期…6月〜10月
花色:赤、ピンク、黄、オレンジ、白、青、紫、緑、複色

 

名前はラテン語で古代ローマの剣を意味する「グラディウス」に由来し、

葉が剣に類似していることが根拠とされているようです。

日本では江戸時代の末期一度渡来したが栽培がうまくいかず、明治時代ごろから普及したとのことです。

 

 

 

 

そのあと、ダリアを撮った場所に行き、

ダリアの近くに咲いていたのが、この赤いグラジオラス。

 

 

グラジオラス(Gladiolus)赤 6月の公園の緑に映える真紅の花

 

 

赤が鮮やかすぎて、写真にディテール(細部のニュアンス)が映り込まずです。

 

 

グラジオラス 赤 鮮やかな赤い花びらが連なる 公園の緑に映える真紅の花

 

グラジオラス 赤 鮮やかな赤い花びらのアップ 公園の緑に映える真紅の花

 

 

赤は、アップで見るというより、

引いて緑との色のコントラストを楽しんだ方が良いかもですね。

 

 

グラジオラス 赤 鮮やかに連なる赤い花を横から撮影 公園の緑と赤花のコントラスト

 

 

つぼみが連なって立つシャープな茎と葉、

ふわふわとやわらかそうで女性的な花びら、

全体にしっとりとした質感がいい感じの花_

「グラジオラス」でした。

 

 

「グラジオラス」撮影:2018年6月下旬。西東京にて

グラジオラス〈1〉やさしさの花びら、淡い紫の癒し 2018.6月下旬撮影

2018.07.09 Monday

グラジオラス(Gladiolus)淡い紫 ヒーリングフラワー ふわふわの花びらに癒される

 

グラジオラス(Gladiolus)淡い紫 ふわふわの花びらと蕊が美しい ヒーリングフラワー

 

 

グラジオラス(Gladiolus)」


アヤメ科 グラジオラス属

 

 

グラジオラス(Gladiolus)淡い紫のつぼみ 6月の公園にて

 

グラジオラス(Gladiolus)花の裏側から見ても美しい紫の花びら ヒーリングフラワー

 

グラジオラス(Gladiolus)淡い紫 フェミニンな花びらと蕊が美しい ヒーリングフラワー

 

グラジオラス 淡い紫の花 女性的な花びらと蕊が美しい 6月の公園にて

 

グラジオラス 淡い紫の花 女性的な花びらと蕊 やさしい光が美しい 6月の公園にて

 

 

「グラジオラス」2018年6月下旬、同日同じ場所 15:30頃、西東京にて撮影

ストケシア(瑠璃菊) 2018.6月上旬雨、下旬晴れの日の撮影

2018.07.06 Friday

まだダリアを続けるつもりでしたが、

予定の花が今日の気分にあわないな…と思って花を変えました。

 

雨の日に撮った淡い紫の花_瑠璃菊_

なんとなく今日はこれをチョイス。

 

 

ストケシア(瑠璃菊)淡い紫の花 花びらとシベの配列が美しい Stokesia laevis

 

 

ストケシア

 

学名…Stokesia laevis(ストケシア・ラエヴィス)
キク科 ストケシア属(ルリギク属)

(ストケシア属はストケシア・ラエヴィス1種のみ)
和名・別名…ルリギク(瑠璃菊)、エドムラサキ(江戸紫)
原産地…北アメリカ南西部
開花期…6〜10月
花色:淡い紫、青紫〜赤紫、白など

 

 

6月上旬の撮影ですが、開花期が長い花なので、まだいいかなと。

 

私はこのとき初めて見た花だったのですが、

淡い花色、繊細な変化に富む花の形_

とても美しく、感動しました。

 

 

ストケシア(瑠璃菊)淡い紫の花 花びらとシベの繊細な重なりが美しい Stokesia laevis

 

ストケシアのつぼみ 咲き始め トゲのある萼 Stokesia laevis

 

 

ツボミの形も面白いです。

萼部分にトゲがあり、その重なりに趣があります。

 

背丈の低い小さい花で、葉も凡庸な感じなので、

ふつうの目線で見るとこんな感じ↓。

 

ぱっと見、華やかさは無く、わりと地味目でたくましい雰囲気。

実際生育旺盛で繁殖力も強く、強健な花なんだそうです。

 

 

ストケシアの葉 淡いブルーの花 瑠璃菊 江戸紫

 

 

ただ、顔を近づけて花をアップで見ると、なかなかの魅力です。

花弁のギザギザと珍妙なシベの形の重なり具合、その形の変化、

淡い紫の色合いの変化、

それらのハーモニーが繊細な美しさです。

 

丁度この日が雨上がりで、咲き始めの花がしっとりしていたのと、

光もやわらかだったので

ストケシアが良く見える条件だったのかもしれません。

 

 

ストケシア 淡い紫色 繊細な美しさ 雨の日のストケシア Stokesia laevis

 

 

花によって違う微妙な花心(シベ)部分の変化が、神秘的な美しさです。

 

 

ストケシア 淡いピンク〜薄紫色 繊細な美しさ 不思議な蕊 Stokesia laevis

 

 

ここまでが、6月上旬の同日同場所での撮影。

 

次からが別の場所で、6月下旬の晴れた日に撮ったストケシア。

 

 

ストケシア(瑠璃菊)紫の花にミツバチ Stokesia laevis

 

 

初見のストケシアとは全然雰囲気が違って、

もっと逞しく野趣あふれる感じ。

 

写真で今見て十分きれいに見えますが、

夏の日差しの下で見ると、初見で繊細に感じたシベや花弁の重なりが、

けっこう「乾いてカラカラに縮れてる」風にも見えて、「美しい花」というタイプではありませんでした。

 

 

ストケシア(江戸紫)トゲのある萼 初夏の日差し

 

ストケシア Stokesia laevis 初夏の晴れた日、野趣ある公園のストケシア

 

 

花もいつ見ても同じということはなく、

その日その日で、違った表情があり、

まとうオーラで、魅力的に感じたりそうでなかったり_

 

いや花はいつもありのまま。

人間の勝手な心の変化で、世界は姿を変える

ということなのでしょう。

 

初めての体験が心に強く残ると、

いつまでもその「幻影」を追いかけてしまうのが「人間」

_ってこともあるのかもしれませんね。

 

 

 

「ストケシア(瑠璃菊)」2018年6月上旬が12時頃、下旬が14時頃、西東京にて撮影

ダリア(Dahlia)〈4〉紅白 2018.6月下旬撮影の花

2018.07.04 Wednesday

ダリア(Dahlia)赤と白 緑に映える紅白の美 朝顔のつるに巻かれる野趣

 

 

深紅から白へのグラデーションが美しい

紅白のダリア。

 

朝顔のつるに巻かれた姿も野趣があります。

 

 

ダリア 赤と白 緑に映える紅白のダリアの花 ダリアの赤と朝顔の葉の緑の対比がきれい

 

 

グリーンの中にポンポンと浮かび上がる赤とのコントラストも鮮やかで、

露地植えならではの味わいです。

 

 

ダリア 紅白のダリアの花と朝顔の葉の緑の対比がきれいで野趣がある

 

 

ここにブルーの朝顔が咲いていたら_

それも綺麗だろうなと思いますが…

残念ながらそれは見られずでした。

 

 

次はツボミから開花途中と思われる朱色のダリア。

下の花弁が一枚白くなっているので、

開花にしたがって花びらの先から白くなるのかもしれません。

 

 

ダリア(Dahlia)朱色 咲きかけ 蕾から開花途中の花弁の配列がきれい

 

 

次も開花途中で小ぶりなもの。

花びらのふちが真っ赤の黄色ダリア。

まだ開いてない中心部は茶系の赤でアクのある感じですが、

開くと明るく鮮やかな赤になるという

その色の変化が不思議です。

 

 

ダリア(Dahlia)朱と黄 咲きかけ 蕾から開花途中の花弁の配列がきれい

 

 

最後にもう一度、紅白ダリア。

時が経って枯れ、萎んだ花のすぐ前で、

新しく同種の紅白ダリアが咲いています。

新旧世代交代の対比を

“つる” が ゆるやかに繋いでいる_という構図。

 

 

ダリア 紅白 新しい花と枯れた花の対比 朝顔のつるに巻かれる野趣

 

 

ダリアも品種が膨大にあるようですが、

紫はあっても、「青」というのはまだないようです。

 

「ブルーのダリア」ってどんな姿なんでしょう。

いつか咲くその日は来るのか、

意外に近い未来なのか。

 

 

 

「ダリア」2018年6月下旬、前回と同日同じ場所 15時頃、西東京の公園内花広場にて撮影

ダリア(Dahlia)〈3〉パープル 2018.6月下旬撮影の花

2018.07.02 Monday

ダリア(Dahlia)赤紫と白色のグラデーションが美しい 露地植えのナチュラルガーデン

 

ダリア(Dahlia)紫と白色のグラデーションが美しい

 

 

「ダリア」2018年6月下旬、前回と同日同じ場所 15時頃、西東京の公園内花広場にて撮影

ダリア(Dahlia)〈2〉ピンク 2018.6月下旬撮影の花

2018.07.01 Sunday

ナンバリングしたダリアシリーズはすべて同じ場所での撮影。
いくつか色違い品種違いのものが咲いていたので、順に載せます。
今回はややパープルピンク系のピンク色ダリア。

 

 

 

ダリア(Dahlia)ピンクの美しいダリア 花弁のアップ やや傷みがあるのも地植えの味わい

 

ダリア(Dahlia)パープルピンクの美しいダリア 地植えで傷みがあったり蟻が居たりするのも味わい

 

 

今回のピンクダリア写真は、ぜんぶ同じ株で、4つ目まで同じ花です。

綺麗な花はどう撮っても綺麗なのでしぼりきれずの5カット掲載。

 

 

ダリア(Dahlia)ピンクの美しいダリア 花弁のアップ やや傷みがあるのも地植えの味わい

 

 

ダリアって規則正しく並んだ花弁の配列の見事さとか、
乱れのないクリアな花色などがその美しさの特長なのですが、
露地植えで、雨風に耐えた傷みも残しながら、
見事に開花し、蜂や虫を誘引している自然な姿も
野趣があって、切り花にはない美があると思います。

 

「街ブラ探検」をしながら、

知らなかった「花の美」を「発見した喜び」が、少しでも映ってるといいなと思います。

 

 

ダリア(Dahlia)ピンクダリア 露地植え ピンクの咲き方がやや蓮の花をイメージさせる美しさ

 

 

ピンクの色合いと花弁の開き方が、

ちょっとだけ蓮の花をイメージさせる

ダリアでした。

 

 

ダリア パープルピンクの花とツボミ 地植えでやや傷みがるのも味わい

 

 

 

「ダリア」2018年6月下旬、前回と同日同じ場所 15時頃、西東京の公園内花広場にて撮影

ダリア(Dahlia)〈1〉 2018.6月下旬撮影の花

2018.06.29 Friday

祝・W杯グループリーグ突破!&関東梅雨明け!

 

_ということで、別に関連はないですがなんとなく_

 

華やかなダリアを特集。

 

 

ダリア(Dahlia)淡い黄とピンクの美しいダリア 華やかな花

 

 

淡い黄色からピンクへのグラデーションが美しい、

やわらかい幸せ感のあるダリアです。

 

 

ダリア(Dahlia)淡い黄とピンクの美しいダリア 華やかな花

 

 

同じ品種のダリアですが、1つ風にやられたのか横倒しになりながらも

地面すれすれで持ちこたえていました。

 

 

 

 

下を向いていたので、通常見れない花裏を見ることができましたが、

ダリアって裏側まで綺麗だな〜と。

色はむしろ裏の方が濃くて鮮やかでした。

 

こんな感じに倒れながらも

がんばって大きな花を咲かせていました。

 

 

ダリア 倒れずねばる 苦境にあっても美しい花姿

 

ダリア 倒れて見えた花の裏まで美しい淡いピンクのダリア 苦境にあっても華やか

 

 

ダリア(Dahlia)」


キク科 ダリア属(テンジクボタン属)
和名…テンジクボタン(天竺牡丹)
原産地…メキシコ、グアテマラ
開花期…6月〜11月(品種による)
花色:赤、ピンク、オレンジ、黄、白、紫、複色

 

 

某NPO団体運営の花公園に初めて行ってみたのですが、

いろんな花が咲き誇り素晴らしいガーデンでした。

 

 

ダリア 淡い黄とピンクのダリアの花 Dahlia

 

 

「ダリア」2018年6月下旬、同日同じ場所 15時頃、西東京にて撮影

ノカンゾウとヤブカンゾウ ヘメロカリス原種系 6月中旬下旬撮影

2018.06.27 Wednesday

先日、ヘメロカリス「姫キスゲ」を載せたとき
原種系のヘメロカリスとして名を出しつつまだ撮影できてないとしてた
ノカンゾウとヤブカンゾウが撮れました。

 

 

ノカンゾウ(野萱草)玉川上水沿いに咲いてました。

 

 

ノカンゾウ(野萱草)」

 

ユリ科 ワスレグサ属(ヘメロカリス属)
※ワスレグサ科で分類される場合もあるようです。
開花期…6〜8月

 

 

ノカンゾウ(野萱草)の花 玉川上水 川岸に咲くユリに似たヘメロカリス(原種系)

 

 

6月下旬に玉川上水沿いの緑道で撮った野萱草です。
どこか山奥でないと咲いてない種かと思ってましたが、
上水沿いの広範囲にわたって自生してました。
野原や川岸の少し湿ったところに咲くとのことですので、
ここは条件にあってるのでしょう。

 

 

ノカンゾウ(野萱草)の花 玉川上水の川岸に群生 ユリに似た原種系ヘメロカリス

 

 

ヘメロカリス共通の特性は、
朝咲いて、夜にはしぼんでしまう「一日花」ということ。
ヘメロカリス系にはすでに萎んだ花が長く残り目立ってしまうのが残念なタイプもありますが、
ここのこの日のノカンゾウは咲いた花の割合の方が多く、梅雨の晴れ間に陽を浴びてイキイキとしてました。

 

花色は和風にくすんだ色で、オレンジ系でも鮮やかではないのですが、
花弁にうっすらついた茶褐色のグラデーションになった筋模様が利いていて、
なかなかの味のある美しさでした。

 

 

 

ヤブカンゾウ(藪萱草)ちぢれた花弁、ふやけたような枯れたような、くすんだオレンジ色の花
 


ヤブカンゾウ(藪萱草)」

 

ノカンゾウとは同属で、こちらは八重咲き種ということになるヤブカンゾウ。

 

こちらの方が撮影日は6月中旬で先。
住宅街の2箇所で撮影した2枚です。

希少種かと思ってたこちらも、結構庭でよく咲いてるらしいです。

 

初めて実物を見た感想は_

だいぶ地味で、花弁もフリルとは言えず…枯れて縮んでるのか_なんかビミョー…な感じでした。
ノカンゾウとそっくりな花がそのままふやけて縮んでくすんだような_
いや言い過ぎましたゴメン!ヤブカンゾウ。


でも実物は写真より色がくすんで見えて、ユリほど花の大きさもなく、
最初に見たこれは2輪しか咲いてなかったし、ヤブカンゾウと知らなければ遠目に見て枯れてるようにしか見えない感じでしたね。
発見の感動はありましたが。

 

先に検索画像で見てたので、期待値とのギャップもあってやや残念な第一印象でした。

 


でも同じ日、約10分後に別のヤブカンゾウに遭遇。

 

 

ヤブカンゾウ(藪萱草)八重咲き 6月に咲くユリに似た原種系ヘメロカリス

 


縮れ方が微妙に違って、実物の印象としてはこちらの方が「綺麗」と感じました。

 

〜いやいや、ちょっとくさしてしまいましたが_

あらためて写真で見るとどちらも十分キレイですよ。良かったですよヤブカンゾウ!


光が良い時にまた撮ってみたいと思ってたのですが_
次の週にはもう全然見かけなかったので、
開花期が短いのかもしれません。
15時頃だったので、一日花として旬の時間帯も過ぎてたかもですね。


そういう意味でやっぱり貴重な_希少価値のある花なのかもしれません。

 

 

葉はほぼ同じで見分けがつかず、同時期に咲く同属の花、
「ノカンゾウ」と「ヤブカンゾウ」。
兄弟だけど、それぞれの魅力と個性の違いがしっかりある_みたいな、

ちょっとユリに似ている花_2種、でした。

 

 

園芸愛とセンスを感じる花壇 2018.6月撮影 初夏の花

2018.06.25 Monday

プランターガーデニングと言ったらいいのか、

鉢植えで寄せ植えされてる花を、

玄関脇とか門横に飾られてるお宅も多いですが、

その中でも特にオシャレなセンスを感じた寄せ植え花壇_

6月上旬から下旬にかけて撮影させていただいたものを三つご紹介。

 

 

美しい寄せ植え ニチニチソウ、ビオラ、シルバーリーフの配置がオシャレ プランターガーデニング

 

 

こちらは小鉢で、メインの花も特別な品種でもないですが、

シルバーリーフの葉ものとの組み合わせが、なんかオシャレだな〜と。

背後の岩系の壁と合わさってセンスを感じる寄せ植えです。

お宅もハイセンスな豪邸でした。

 

 

次も門構えが立派な豪邸。門外にお花の門松状態で飾られてたもの。

 

 

美しい寄せ植え ルドベキア・プレーリーサンなど黄からオレンジ、シルバーリーフと紫の花色配置がオシャレ プランターガーデニング

 

 

寄せ植えの組み合わせバランスが素晴らしい。

 

上級生け花の域ですね。

 

 

次も立派なお宅ですが、塀を設けず、

家屋と庭と垣根が全体にガーデンとして融合した、

ガーデニング愛が長年定着してる風情のお宅。

 

 

美しいセンスのある寄せ植え 大鉢二段重ねのプランターガーデニング 天空の城ラピュタ的園芸

 

 

大きな鉢を2つ使った豪華な寄せ植えです。

素敵だな〜と思うのは

そのセンスが「自然な趣を大事にしてるな」と感じるところです。

いろんな花を使って大きさに負けない豪華さもありながら、

抑制が利いたバランスで

「自然に生えている感」があり大人のセンスを感じます。

センスを感じる寄せ植えは、どれも

「葉もの」の使い方が良いのだな〜と思いました。

 

 

こちらのガーデンは特に「天空の城ラピュタ的な世界観」です。

 

 

美しい花壇 レモン色のジニア(百日草)など 園芸愛を感じる花壇

 

 

ガーデンを撮らせていただいてたら、家人の方にやさしい声をかけていただきました。

知らないおっさんに育てた花を撮られるのもキモくて嫌かなという懸念はつねにあるのですが、

思いがけず「撮っていただいて嬉しいわ〜」と言っていただいて、大変恐縮でした。

道ゆく人にも花を楽しんでもらえたらより嬉しい_というお気持ちがある方で、

写真も自由に撮って〜と言っていただき、大変感謝してます。

 

 

ヒメイワダレソウ(姫岩垂草)小花がランタナそっくり ラピュタ的園芸

 

 

部分ですが、この感じ。

ラピュタっぽいでしょ?

 

野趣あふれる自然な佇まいの花たちですが_

(実は丁寧に手入れされてて、ほんとは最新のテクノロジーが隠れているような世界…)

_オシャレで「豊かな_楽園的豊穣感のある」花壇…と感じました。

 

 

美しいセンスのある寄せ植え ペンタス、千日紅など 天空の城ラピュタ的園芸

 

 

淡いピンクのペンタスの寄せ植え センスのあるオシャレな寄せ植え 美しい寄せ植え

 

 

寄せ植えもひとつのデザインで、

小さな世界を創造する_という点で、

盆栽と同じ「アート」だなぁ〜と思うのでした。

 

 

初夏の花々を路上公開して、その美しさをシェアしていただいたガーデナーの皆さんに感謝。

 

写真の形でその美をまたシェアできたら_

と想います。

 

 

 

 

2018年、いずれも11〜13時頃、6月の西東京にて撮影

雨の日の花の美しさ 2018.6月上旬撮影

2018.06.22 Friday

今回は花情報は無しにして、

「雨」と「花の美しさ」にテーマを絞りました。

雨の日_正確には雨上がりですが、

同じ日の11時半頃から13時頃までに撮った花写真を時系列で並べています。

 

 

タチアオイ 立葵 雨の日のピンクのタチアオイ

 

雨の日のアジサイ 雨に濡れた青い西洋アジサイ

 

ジニア・プロフュージョン(百日草)6月の雨の日に撮影

 

ヒメヒオウギズイセン 姫檜扇水仙とラークスパー 6月の雨の日に撮影

 

ルドベキア 美しい黄色の花びらにミニカマキリが 6月 雨上がりに撮影

 

白いクチナシの花と赤紫のベルガモット 雨上がりの公園

 

ムラサキツユクサ 雨の日の青い紫露草の花

 

ゼニアオイ 雨の日の銭葵の花 雫の付いた花びら 雨上がりに撮影

 

黄色いルドベキアと青いラークスパー(飛燕草)美しい花の競演

 

ピンクのバラ シルバーリーフ系の植物との競演 雨上がりに撮影

 

白からピンクのグラデーションが美しいバラの花 6月の雨の日 雨上がりに撮影

 

紫のアジサイと黄色いルドベキア 6月の雨の日花の競演 雨上がりに撮影

 

黄色いルドベキア カシワバアジサイ アジサイの花の競演 美しい花景色

 

真っ赤なバラ 雨上がりに撮影した赤いバラ

 

アジサイ ババリア 青紫の花びらに白い縁取り 花弁の端が白い青紫のアジサイ 雨に濡れたアジサイ

 

クレマチス 青紫のクレマチス 6月の雨の日 雨上がりに撮影

 

 

ユリ(テッポウユリ系)トライアンファーター〈中輪〉 2018.6月上旬撮影

2018.06.20 Wednesday

テッポウユリ・トライアンファーター ピンク 雨の日のトラッペットリリー

 

テッポウユリ・トライアンファーター ピンク 雨の日のトラッペットリリー

 

 

昨日載せた「テッポウユリ・トライアンファーター」よりはやや小さい

_というかスマートな_若い感じのトライアンファーター。

 

開花初期とか個体差の範囲だと思うのですが、

昨日載せたのより花の開きが小さく、横からのシルエットもスマートで、

より「テッポウユリ」に近い感じ。

花心付近の色も赤紫というよりピンクです。

「クイーンズ・プロミス」という品種にも似てましたが、

それはもう少し全体的に淡くピンクで、白部分はないようにも見えました。

もしかしたら品種が違う可能性もありますが_、ここではトライアンファーターだろうということで扱います。

鉄砲百合とオリエンタルリリー系の交配種ではあるでしょうから、「トラッペットリリー」の仲間であることは間違いないでしょう。

 

「OL系トラッペットリリー(たぶん トライアンファーター)」

 

 

たぶんトライアンファーター LOハイブリッド系のトラッペットリリー 雨の日の百合

 

ピンクと白のユリの花 雨に濡れてみずみずしいピンクのテッポウユリ たぶんトライアンファーター

 

ピンクと白のユリの花蕊 テッポウユリ・トライアンファーター

 

ピンクのテッポウユリ 雨の日 たぶん咲き始めのトライアンファーター

 

 

「梅雨の花」のイメージはアジサイですが、

実は鉄砲百合も開花期6月なので、梅雨の花なんですよね。

 

ユリも花弁やツボミが雨の雫を玉にしてつけるので、

雨に濡れた姿がさまになってて美しいと思います。

 

とくに白や淡いピンク系のユリが、雨と似合います。

 

 

ピンクのテッポウユリのツボミと花 雨

 

ピンクのテッポウユリ 雨で濡れた花 たぶんトライアンファーター

 

 

実は時間的には前回のトライアンファーターを撮る少し前で同日、

場所も近くで咲いていたユリです。

品種としてはたぶん同じ「トライアンファーター」と推測しましたが、

「花の雰囲気」

としてはだいぶ違いました。

 

今回のは最初に見たとき、普通に「きれいなピンクの鉄砲百合だなぁ」という感想で、

雨に濡れた感じもみずみずしく、フレッシュな印象でした。

 

前回のトライアンファーターは、ドキッとするような

あやしい魅力と迫力のあるオーラを持っていて、

赤と白の対比も強かったのでもっと「大人」な感じでしたね。

 

この違いは「若さ」なのか「育ち」なのか「品種」なのか_

 

 

 

いろんな色のユリを撮りましたが、いずれも共通して

「気品のある美しさ」を感じた ユリの花。

 

花はどの花もそれぞれ美しいものですが、

 

「立てば芍薬 座れば牡丹 歩く姿は百合の花」

 

_とたとえられる「華」「女性的な色気」があるのはたしかに_です。

 

 

白とピンクのテッポウユリ 雨 たぶんトライアンファーターあるいはクイーンズ・プロミス? 交配種のユリ

 

 

 

「テッポウユリ・トライアンファーター」2018年6月上旬 12時半頃、西東京にて撮影

ユリ(テッポウユリ系)トライアンファーター〈大輪〉 2018.6月上旬撮影

2018.06.19 Tuesday

テッポウユリ・トライアンファーターの群生 Lilium 'Triumphator'

 

 

雨が降ったり止んだりのどんより曇り日。

花を求めて道ばたの足下を見続けてたとき、

ハッと顔を上げたら、こんなユリの群生が!

 

建物の影でさらに薄暗い場所に突如「出現」した感じで、

ちょっとギョッとしたぐらいたくさんの花が、

見事に全部こちらを向いていて壮観でした。

 

花の中心部が紫がかった濃い紅色系のピンクになっている白いユリ…美しかったです。

 

背景がなんとも_残念なのですが、

これだけの数がまとまって同じ方に花を向けている正面カットはこの写真しかなく、

いつもならさけてる建物ですが、これは消せないし削れないのでそのまま。

 

 

テッポウユリ・トライアンファーター Lilium 'Triumphator' 薄暗い影から浮かび上がる白と紅の花が見事な大輪の百合

 

 

実際は、かなり薄暗い光のなかから浮かび上がる白いユリなので、

雪女的な暗い雰囲気もあったのですが、

この薄暗さから浮かび上がるからこそ感じた「怪しい美しさ」をなんとか表現したいと、

露出をかなりオーバーにして撮り、心の眼でとらえた美しさを再現するように調整はしています。

 

残念な背景の影響を抑えて、ユリの美しさを引き出す角度がないか、

いろんな方向から撮影してみました。

 

 

テッポウユリ・トライアンファーター Lilium 'Triumphator'

 

LOハイブリッド・トライアンファーター 群生した大輪のユリ花

 

テッポウユリ・トライアンファーター Lilium 'Triumphator' 梅雨に咲く美しい百合

 

 

トライアンファーター(テッポウユリ系)」


ユリ科 ユリ属
別名…トラッペットリリー(トランペット型の花姿を持つ百合の総称)
開花期…6月

 

調べた結果、このユリは「トライアンファーター(Lilium 'Triumphator')」という品種名で、
テッポウユリとオリエンタル系のユリから作られた「LOハイブリッド」という系統に属するようです。
花が「トランペット型で横向きに咲いている」というテッポウユリの特徴が強いため、
一般的には「鉄砲百合・トライアンファーター」として知られているようです。

 

 

テッポウユリ・トライアンファーター Lilium 'Triumphator' 黄色い雌しべ、ピンクから白へのグラデーションが美しい花弁

 

 

この黄色い雌しべの艶やかさ、

なめらかな花弁の質感とピンクから白へのグラデーション、

しっかりした花序のバランスが見事です。

 

 

テッポウユリ・トライアンファーター 花蕊のアップ 黄色い雌しべ、ピンクから白へのグラデーションが美しい花弁

 

 

ここまでが最初の写真の株の別カットで、

以下はそのすぐそばの別の株のトライアンファーター。

さらに奥の樹の影になってる場所で、だいぶ暗かったですが、

雨の雫にまだ濡れていて、また別の美しさを見せてくれました。

 

 

トライアンファーター Lilium 'Triumphator' 雨に濡れた花びらが艶やかで美しい

 

テッポウユリ・トライアンファーター 暗い雨の日でも濡れた姿が美しい梅雨の花

 

テッポウユリ・トライアンファーター 雨に濡れた花びらが艶やか 梅雨の花

 

テッポウユリ・トライアンファーター 雨に濡れた百合 白とピンクのコントラストが美しい

 

 

トライアンファーター_魅力的で印象に強く残るユリでした。

出会えて良かったです。

 

 

 

「テッポウユリ・トライアンファーター」2018年6月上旬 13時頃、西東京にて撮影

アマリリス ‘アップル・ブロッサム’ 6月上旬撮影のユリに似ている花

2018.06.16 Saturday

アマリリス ‘アップル・ブロッサム’ ユリに似ている花 白に赤いスジの入った品種

 

アマリリス ‘アップル・ブロッサム’ 白い花びらに赤いスジの入った品種 ユリに似ている

 

 

アパートの壁面沿いにある狭い植え込みスペースに、

ユリに似た大きな花を咲かせた「アマリリス」が

ぎっしりと、でも伸びやかに育ってました。

 

 

アマリリス ‘アップル・ブロッサム’ 白い花びらに赤いスジの入った品種 ユリに似ている

 

 

アマリリス ‘アップル・ブロッサム’ 白い花びらに赤いスジの入った品種 ユリに似ている

 

 

(今回は完全一致画像で確信が持てたので、品種名まで特定)

 

「アマリリス ‘アップル・ブロッサム’

 

花だけ見るとこれはもう「ユリ」と言っていいんじゃないか? というくらい百合です。

でもユリ科でなくて、ヒガンバナ科なんですね。

 

 

「アマリリス」

別名…朱頂蘭(しゅちょうらん)
英名…Amaryllis
原産地…南米
開花期…4月〜6月(春咲き品種)、10月(秋咲き品種)
花色:白、赤、ピンク、グリーン、黄、複色

 

ヒガンバナ科 ヒッペアストルム属


※学名の Hippeastrum が今の属名のようですが、以前アマリリス属だったため
和名としては、アマリリス属の「アマリリス」となっているようです。

Amaryllis属の植物として残された本来のアマリリスは、南アフリカ原産の「ホンアマリリス」として分けられています。

(ホンアマリリスは開花時にはヒガンバナのように地上部に葉がない)

 


_しかしたしかに一度「アマリリス」で定着したのに、急にヒッペアストルムとかヒペアストラムとかになりました_
と言われてもなかなか変えられないですよね…。。
花って途中で分類が変わったり、土地ごとに呼び名が様々だったり、品種改良が逆輸入されたり_

どんどん名称が増える仕組みのようで、
有名な俗名、定着してない本名もあり、流行り廃りもありで_だから難しいんですよね。


まあでもどの名もそれぞれの人により「捨てられない名前」なわけで、しかたないことなんでしょう。
学術的には学名があるので、一般人が花をどう呼ぼうと、それがだれかに伝わるかぎりは

自由であって欲しい世界なのかもしれません。

アマリリスを見て「きれいなユリだね〜」と言って「きれいなユリね〜」と応える人がいればそれで成立するので、
それを端から聞いた人が「いや、それはユリではなくヒガンバナ科ヒッペアストルム属の_ 」と指摘するのはおかしい気がします。

まあ、ブログで何科何属の「学名は何」と書いて、まったく別種の花の写真を載せたら、それは「間違いでしょ」と指摘があって正しいですが、
数ある名称・分類のひとつを載せてたとしたら、それは「呼び方の好み」であって、自由かなと。
最近勉強始めたばかりの素人としては、それが現時点での感想。

 

 

 

アマリリス 白い花びらに赤いスジ模様の品種「アップル・ブロッサム」

 

 

花はかなり大きく立派で、

手をいっぱいに開いた位はあったので、20cm前後だったと思います。

晴天の強い日差しを受けて、花びらの表面が光を乱反射。

キラキラとしたみずみずしい質感がありました。

 

葉が、茎から出ているユリとは違い、

アマリリスは地下の球根(鱗茎)から直接伸びています。

かなり太い葉です。

 

 

アマリリス アップル・ブロッサム ユリに似た雌しべが上を向いている

 

 

華やかな花で、違いを知らないとユリの仲間にしか見えないアマリリスですが、

知識を得て、本筋のユリの実物を見たあとだと、はっきり違いがわかるようになる、

ユリよりはやや洋風で雰囲気も違う花_アマリリス_でした。

 

 

 

「アマリリス アップル・ブロッサム」2018年6月上旬、同日同じ場所 12時頃、西東京にて撮影

ヒメキスゲ(姫黄萓) ユリに似ている花、ヘメロカリス 5月下旬撮影

2018.06.14 Thursday

ユリ写真を続ける前に、

「ユリと似てるけど違う」という花もご紹介。

 

 

ヘメロカリス・ヒメキスゲ(姫黄萓) ユリに似た黄色い小型の花

 

 

5月下旬に撮影したものです。

花はユリ系統だけど_小さいしなにか違うなぁと思って調べたのですが、

ニッコウキスゲ、ユウスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウ、ヘメロカリス…と_名前がたくさん出てきて、混乱しました。

また何科何属の分類も図鑑やサイトによってバラバラで_ほんと花は名前が統一されてないし、

分類も解釈が色々あるようで、素人には何が正解なのやらです。

 

私が現時点で勉強したかぎりでは、

前回のスカシユリで記述したように、「葉」がユリかどうかの分かれ目です。

このように細長い葉が根元からロゼット状に広がるものは「ユリ」ではなく、

なにかしら別の名で呼ばれています。

 

 

ヒメキスゲ(姫黄萓) ユリに似た黄色い小型の花 ヘメロカリス

 

 

この写真の花に関しては、広い意味ではヘメロカリスで間違いないと思います。

 

園芸品種としては

 

ヒメキスゲ(姫黄萓)」

 

という名がついているようです。

 

「ヘメロカリス」は、学名の頭に付くHemerocallis_からきていて、

 一般にヘメロカリスというと、

日本に古くから自生するニッコウキスゲ、ユウスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウなどを元に

ヨーロッパなどで品種改良した園芸品種を指します。

元となった野生種も学名 Hemerocallis_がつくので、広い意味ではヘメロカリス属に分類されるすべての植物を指します。

 

外国系の園芸種はそれっぽい色と派手さがあるので「ヘメロカリス」という感じですが、

ニッコウキスゲ、ユウスゲ、ノカンゾウ、ヤブカンゾウの原種に近い日本系の園芸種は和風で、

それぞれ判別できるので大抵元の和名で呼ばれる、ということみたいです。

(それらの写真はまだ撮れてないのですが)

 

今回載せた「姫キスゲ」は、園芸品種として小型にされた矮性種のキスゲということです。

 

 

姫キスゲ ユリに似た黄色い花 やわらかそうな花びら 矮性種のヘメロカリス

 

 

ふわふわっとした花びらがやわらかそうですね。

他のキスゲは花弁がもっとシャープで先が尖りぎみですが、

ヒメキスゲは丸みがあり小さくまとまって、和風にかわいらしい感じ。

 

ワスレグサ科 ワスレグサ属で分類される場合、
ユリ科 ヘメロカリス属で分類される場合など、いろいろな表記がありました。

 

総称した「ヘメロカリス」として、共通の特性は、

一日花ということ。

個々の花は短命で一日でしおれてしまうため、

 

別名で英名でもあるデイリリー(day‐lily)」とも呼ばれます。

 

学名でもあるヘメロカリスの名前はギリシャ語で「一日の美」の意味。

「一日」を意味する「へメロ」と「美」と言う意味の「カロス」の2語からきていて、デイリリーと由来は同じです。

 

ひとつの花は朝開いて夕方から夜には萎んでしまいますが、

多くの蕾を付け次々と咲いてゆくので、長期間花が楽しめるそうです。

(開花最盛期は初夏だが、秋に返り咲きすることもある)

耐寒性・耐暑性も強く手間がかからない強い花とのことでした。

 

 

ヘメロカリス・ヒメキスゲ(姫黄萓) 5月の花壇で咲くユリに似た黄色い小型の花

 

 

「ヒメキスゲ(姫黄萓)」撮影:2018年5月下旬 11時頃、西東京にて